将来ゆとりある生活を送るために、資産運用を開始しました。
美味しいものを食べたり旅行したり、自分のペースで暮らせたら素敵ですよね。
今回は実践中の4つの運用についてまとめました。
- つみたてNISA
- FOLIO ROBOPRO
- STO(デジタル証券)
- IPO(新規公開株式)
短期で増やす投機ではなく、長期・積立・分散を基本とした運用です。
できることからコツコツ始めて、将来に備えていきましょう。
つみたてNISA

つみたてNISAはメリットが大きいので、資産形成のコア(軸)の部分として運用しています。
- 毎月の積立額を設定したら放置できる。
- 長期運用で元本割れのリスクが低減できる。
- 運用で得た利益に税金がかからない。

つみたてNISAはどうやって始めるの?

まずはNISA専用の証券口座を開設しましょう。ネット証券なら口座開設や維持費が無料だよ。
シミュレーションして積立額を決めたら放置
つみたてNISAの投資先は、金融庁の厳しい基準をクリアした220銘柄から選べます。(2023年2月時点)
- インデックス投資信託:187本
- アクティブ運用投資信託等:26本
- 上場株式投資信託(ETF):7本

たくさんあってどれを選べばいいか分からないよぉ。

投資信託(ファンド)の手数料や純資産をチェックして選んでるけど、目論見書もしっかり確認しようね。
投資銘柄と毎月の積立額を設定すれば、あとは特別やることはありません。
実際に運用を開始した場合、どの位増えるのか気になりますよね。
毎月2万円を年率5%で、25年間運用した場合のシミュレーションをしてみました。
出典:金融庁ウェブページ
年率5%で運用できた場合、元本600万円が1,191万円になります。
自身の資金状況に合わせたシミュレーションは金融庁ウェブサイトで確認できます。
長期投資で元本割れリスクを低減
資産運用で一番怖いのは損したらどうしようってことですよね。
以下は保有期間5年と20年を比較した画像です。
出典:金融庁ウェブページ
5年の運用では元本割れが発生しています。
20年と長期で運用した場合、年率4%~6%が最も多く元本割れもありませんでした。
ただし、あくまで過去のデータなので将来を保証してるわけではありません。

投資だからリスクはあるけど長期運用で元本割れリスクを回避していけばいいね。

長期で運用していくには、ある程度の生活資金を確保して余裕資金で運用していくことも大切だよ。
運用益が非課税
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかるけど、つみたてNISAは税金がかかりません。
2022年の税制改正大綱で、NISA制度の更なる改正がありました。
- 2024年以降に積立を開始した分の運用益は生涯非課税。
- つみたてNISAの年間投資額の上限は120万。(つみたて投資枠)
- 成長投資枠として年間上限240万。あわせて360万まで投資可能。
- 非課税枠の上限は1,800万。
改正前のつみたてNISAは、年間上限額が40万で非課税運用期間は20年だったので、かなりの神改正になりました。

「個人でも将来に備えてね」っていう国からのメッセージかな。

年金制度だけでは将来不安だよね。国が税金を徴収しないなんて太っ腹な制度なので活用していきましょう。
FOLIO ROBOPRO


資産を分散したいのでつみたてNISAのほかに運用する方法を教えてほしいのだ。

フォリオの「ROBOPRO」を運用してるけどおすすめだよ。
ロボプロは株式会社FOLIOと、金融機関向けにAI技術を提供しているAlpacaTech株式会社が協業開発したサービスです。
AIを本格的に活用した投資一任型のロボアドバイザーで運用はすべて自動となります。
ROBOPROのメリット
- AIによる相場の先読みでパフォーマンスの向上が目指せる。
- 将来を予測しながら無料でリバランスしてくれる。
ROBOPROのデメリット
- 毎月手数料がかかる。
- 売却時に税金がかかる。
AIによる相場の先読みで好パフォーマンス
ロボプロは、AIを本格的に活用させたロボアドバイザーで、サービス開始は2020年1月です。
出典:FOLIO公式サイト
運用開始3年のパフォーマンスは+39.46%でした。
月1回のリバランスと臨時リバランス
ロボプロのリバランスは基本月1回ですが、市場の急変時には臨時でおこなわれます。
リバランスの一例ですが、2021年12月末~2022年3月末の米国株式の推移です。

この期間は米国株が大きく下落した時期だったよ。
出典:FOLIO公式サイト
①.下落を予想し米国株式の保有比率を0%とし下落幅を抑制していました。
②.下落後の反発局面で米国株式を保有し上昇の恩恵を享受できていました。

リバランスは毎回手数料が発生するの?

リバランスの売買手数料は運用手数料に含まれているから無料だよ。
手数料と分配金
ロボプロは毎月手数料(運用報酬料)がかかります。
- 年率1.10%(税込)➡ 運用資産の時価評価額の3,000万円以下の部分
- 年率0.55%(税込)➡ 運用資産の時価評価額の3,000万円を超える部分
例えば運用額が10万円の場合ざっくり計算すると、毎月約90円(税込)が手数料となります。
1.1%÷365日=0.0030%
100,000円×0.0030%=3(1日3円)
3円×30日=90円
分配金はほぼ毎月もらえて、手数料に充当されたり再投資されたりします。

分配金と手数料の比較や実績もまとめているのでチェックしてみてね。
売却時に税金が課せられる
ロボプロの運用は、保有しているだけでは税金はかかりませんが、運用資産の一部、または全部を売却する時は税金が課せられます。(20.315%)
- 所得税15%+復興特別所得税0.315%
- 住民税5%
2037年までは復興財源確保法により、所得税に0.315%が上乗せされます。
投資の世界では、資産を取り崩す時が一番難しいとされています。

資産運用を始めたら、出口戦略もしっかり考えていきましょう。
STO(デジタル証券)の運用

ST(セキュリティ・トークン)とは、ブロックチェーン技術を使いデジタル化した有価証券(株券や債券など)のことで、デジタル証券などと呼ばれます。
STOは(セキュリティ・トークン・オファーリング)の略称で、企業がブロックチェーン技術を用いたデジタル証券を発行する資金調達手法です。
STO申込から償還までの流れ
ここからは実際に申込んだLINE証券のSTOで解説していきます。
追記:LINE証券のSTOは2023年6月にサービス終了となりました。

突然のサービス終了で預けてる資産はどうなるの?

資産の行方や対策については下記の記事にまとめているので見てね。
証券会社でSTOの取扱いが決定すると、申込みの募集が開始されます。
LINE証券で初めて取扱ったSTOは「スパークス華咲く(8739)未来ST債」です。
愛称 | スパークス華咲く(8739)未来ST債 |
---|---|
発行体 | スパークス・グループ株式会社 |
格付 | BBB+(R&I) |
期間 | 1年 |
利率 | 年2.50%(税引前) 年1.99%(税引後) |
申込受付期間は、2022年6月14日~20日の1週間で1口5万円でした。(上限100万円)
保有期間は1年でしたが、銘柄ごとに異なり期間中の売却はできません。
申込受付終了後に抽選がおこなわれ、当選すると通知がきます。
STOにもリスクはあり、社債が債務不履行になった場合、額面金額や利払いは保証されません。

やっぱりリスクはあるんだね。

申込む前に格付をチェックして判断材料にしよう。
格付とは、債券の信用力や元利金の支払能力をランク付けしたものです。
格付 | 説明 |
---|---|
AAA | 信用力は最も高く、多くの優れた要素がある。 |
AA | 信用力は極めて高く、優れた要素がある。 |
A | 信用力は高く、部分的に優れた要素がある。 |
BBB | 信用力は十分であるが、将来環境が大きく変化する場合、注意すべき要素がある。 |
BB | 信用力は当面問題ないが、将来環境が変化する場合、十分注意すべき要素がある。 |
B | 信用力に問題があり、絶えず注意すべき要素がある。 |
CCC | 信用力に重大な問題があり、金融債務が不履行に陥る懸念が強い。 |
CC | 発行体のすべての金融債務が不履行に陥る懸念が強い。 |
D | 発行体のすべての金融債務が不履行に陥っているとR&Iが判断する格付。 |
スパークス華咲く(8739)未来ST債はBBB+です。
AA格からCCC格については、上位格に近いものにプラス、下位格に近いものにマイナスの表示をすることがあります。

運用中はなにかやることはあるの?

特にないから償還日まで待つだけ。利払日は償還日と同じ日だよ。
IPO(新規公開株式)への参加

IPOとは、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。
IPO株の当選で利益を狙う
IPO株投資は、上場する前に株を手に入れて上場日に売ることで利益を出す手法です。
IPO メリット
- 短期間で利益が見込める。
- 購入手数料がかからない。
IPO デメリット
- 当選確率が低い。
- 公募割れで損失の可能性もある。
IPOは上場前の公募価格より、上場後の初値が上回るケースが多いため、上昇益が得やすいのが特徴です。また、購入時に手数料もかかりません。
IPOは抽選となり人気もあるので、なかなか当選しません。また、初値が公募価格を下回ることもあります。

IPO株はそのまま保有していてもいいの?

保有し続けることはできるけど上場後は乱高下が激しいよ。
IPO購入の流れ
IPOは証券会社により、取扱う銘柄や株数が異なります。
- 上場承認
- 仮条件決定
- ブックビルディング
- 公募価格決定
- 抽選
- 当選後購入
企業は上場申請後、厳しい審査基準をクリアして承認を得ます。
IPOをおこなう企業の株価(公募価格)を決めるための値幅が決定します。
IPOの参加はここからとなり、証券会社で株価○○円で□□株、申込みたいと意思表示します。
ブックビルディング需要を考慮して、公募価格が決定します。
公募価格以上でブックビルディングに参加した人の中から抽選がおこなわれます。
当選するとIPOを購入することができます。

IPO株の購入にはある程度まとまった資金が必要になるよ。
まとめ

取り組み中の資産運用について紹介しました。
- NISA制度の活用
- FOLIO ROBOPROの運用
- STOの運用
- IPOへの参加
政府が推してるNISA制度の活用は、優先度が高い運用方法です。さらに余裕がある場合は他の運用も検討してみましょう。

将来豊かに暮らすためにさっそく始めてみるよ!

リスクがあることを忘れずにできることから自分のペースでやっていこうね!